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2009年本屋大賞受賞作「告白」(湊かなえ)を読みました。市内の図書館に予約を入れた時点で順位が2,000番以上だったので2、3年は回ってこないだろうとあきらめていたのですが、以前勤めていた学校の事務の先生が話題になる前に予約を入れていて、読み終ったあとで回してくれたので早く読むことができました。4/16に入れた予約はキャンセルしましたが、今日の時点で順位は1,889番でした。あと楽しみにしているのが、ダンブラウンの「天使と悪魔」(10番)と「パコの魔法の絵本」(27番)で、両方ともあと少しで順番が回ってきそうです♪ さて「告白」ですが、第1章から第6章まであり、第1章の「聖職者」を軸にして1章ずつ関わった人の様々な人生の様子が描かれています。話の内容はちがうものの「陰日向に咲く」(劇団ひとり)に似た構成になっています。私の評価は5段階評価の3。たしかに辻褄をうまく合せてよくできたお話だと思うのですが、読み終わったあとの後味が何とも悪すぎます。これがデビュー作ということで、文章を書く才能も細かい心理描写もうまいと感じるところはあるのですが…どうしても好きになれないというのが率直な気持ち。せめて語り口を変えてくれれば少しは陰湿な感じも薄れて良かったのかなと思います。 続きを見る(あらすじ・ネタばれあり)
自分の子供を2人の教え子によって殺された教師。事件は事故で処理された。『確かに、わたしが辞職を決意したのは愛美の死が原因です。…ではなぜ辞職するのか?愛美は事故で死んだのではなく、このクラスの生徒に殺されたからです。』終業式の日、教師の告白によって明かされた事実。愛する娘を殺されたことへの復讐がはじまりを告げる。少年A、少年B、家族、同級生…それぞれの告白によってより深く、心の中の闇が浮きぼりになっていく―。
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朝起きたら目に違和感を感じ、鏡を見たらものもらいができてました。 「別冊図書館戦争U」読みました。図書館戦争シリーズはこれで最後。最初からもう一度読み返したいのですが、図書館で予約を待つのは面倒だし…単行本にならないかしら。 続きを見る(この先はネタバレあるので気をつけてください)
Tでは主人公の郁と堂上とのラブをまじえながらの展開がメインでしたが、Uでは柴崎と手塚の距離が一気に縮まったり…今回は脇役キャラのお話がメインでした。“どこにでも勘違いな女とストーカーっているものなのね”と物語ながらリアリテイを感じて恐ろしくなってしまいました。さらに両者が手を組んだら最強!恐ろしい〜。美人で頭も切れて自立した意地っ張りの女性が本音を言える相手を見つけて甘えるところで、胸がきゅん。全部を通して柴崎さんがいちばん好きなキャラでした。最後がハッピーエンドで良かったと思います。
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まずは「ジーン・ワルツ」(海堂尊)、次に「ハネムーン」(吉本ばなな)、それから「ゴールデンタイム〜続・嫌われ松子の一生〜」(山田宗樹)を読みました。 |
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「ゴールデンスランバー」(伊坂幸太郎)を読みました。個人的には「アヒルと鴨のコインロッカー」のほうが好きですが、やはりまわりの人たちが絶賛するだけあって、とてもよくできたお話でした。「これでもか」というくらい偶然が重なって危機を乗り越えていきますが、物語としてはそのくらいのほうがおもしろい気がします。凡人がどんなにがんばってもひねり出すことのできない構想、場面の繋ぎ方。人物も魅力的なキャラがたくさん出てきます。私は森田さんがいちばん好きでした。そして、何よりもたくさんの伏線が張りめぐらされていて、読み解いていくおもしろさがありました。私の評価は、限りなく5に近い4.5です。 ここからは読んだ方のみどうぞ。 続きを見る
ひとつ自分の中で確信ではなく、そうではないかと思っていることがあります。みなさんの見解はいかがでしょうか?「20年後」に出てくる記者は本人―、つまり「青柳雅春」ではないかということです。決定的な確証はないので分かりません。森の声も教えてくれません。組織が明らかにされていないことには、やや“もやもや感”が…。ただ、明らかにしないほうがベターなのかなとは思います。
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今日、早い時間に浴室乾燥機の担当者の方が動作確認にきてくれました。目印になるように90度に折った紙をはりつけて見ていると、紙が動いているのが分かりました。異常なしです。 「イノセント・ゲリラの祝祭」★★☆☆☆
正直なところ、最後まで読むのがキツくて、途中から斜め読みしました。この作品ではさらに作者のメッセージが強く訴えられていて、理解はできるけれど、強引すぎるような気がします。厚労省内部の権力争いと会議の場面がほとんどで、会議では誰かが誰かを理論で打ち負かしながら話しが進んでいきます。私の嫌いな“人の話はまったく受け付けず、自分の意見が正しい”と思い込んでいるような人たちがたくさん出てきて、読んでいて気分が悪くなりました。もう少しミステリーの要素を含んだ上で、医療現場での社会問題を問うような作品だったら読みやすかったと思うのですが…苦手な印象のまま終わりました。 「螺鈿迷宮」★★★★☆
こちらは読みやすかったです。医療問題をテーマにしたミステリー。とくに終末医療について描かれていました。今回は「チーム・バチスタの栄光」では白鳥の部下として名前だけ出てきた氷姫こと姫宮さんが特殊任務で看護婦さんになって出てきます。(「ナイチンゲールの沈黙」でも出てきます。)この方のドジキャラはとてもおもしろいです。そのほかにも「バチスタ」シリーズと関連しているところが多々あり、自然と話しが入ってきて、あっという間に読んでしまいました。
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今日は寝坊してあやうく遅刻するところでした。起きた時間が家を出る時間で…焦りました! 司書の資格を持っていて読書家な事務の先生とは、お互い図書館で借りた本を貸し借りしたりして読むことが多いのですが、読んでおもしろかった本など回してくれるので、だいぶ読む本には困らずにすんでます。事務の先生が読んだ本を採点しているというので、今度見せてもらうことに。幅広く読んでいるみたいなので、どんな本が評価が高いのか、とても興味があります。私も2006年あたりからは図書館で借りた本の記録を残しているので、0.5単位ずつ5段階評価で採点してみました。一覧にまとめてみると、自分の好きな本の傾向が分かったりしておもしろいです。今後も続けていこうと思います。 |
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今日は今年最後のお仕事。明日から冬休みに入ります。長い休み、年末のアルバイトでも探してみようかしら…。
まずは「家の掃除!」ということで『ミラクル「そうじ力」』(PHP研究所)という本とベルメゾンの通販カタログを買ってきました。この本、買って正解だったかも。掃除をすることによってストレス解消、快眠、恋愛成就といったパワーが宿り、よりよい人生が送れるといったことが書いてあって、そういった力のことを著者は「そうじ力」と名づけ、実際にどうやって掃除をしたらいいかという方法がのっています。たかが掃除とたかをくくっていた普段の自分に反省……。がんばって掃除してみようかなという気になりました。明日から実践〜! |
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