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「やまんばのにしき」 松谷みよ子/脚本、松成真理子/絵 童心社「松谷みよ子かみしばい民話傑作選」
童心社創立60周年記念出版として なじみの脚本に当代の実力派画家が新たな絵をつけたシリーズです。
以前から松谷みよ子さんの「やまんばのにしき」は 当掲示板で諸先輩方からおすすめいただいていたのですが、 わたしは今回初めて演じました。 保育園の4歳児クラスです。 やまんば?こわい話??^^ と、 導入から最後まで興味を持って見てくれました。
下にご紹介する従来の井口文秀さん絵の版は、 あまりに荘重なイメージで、幼児さんたちにお届けするのは 演者として荷が重く感じていました。 今回、多くの紙芝居でなじみ深い松成真理子さんの絵で出版されたのは、 わたしにとっては幸運でした。 あれ、この紙芝居全12場面だっけ?もっと長いと思ってた!って感じです。 旧版が手元になくて未確認ですが。
カバーに、あかざばんばがやまんばの家を訪ねた場面(第8画面)が使われており、 赤毛の美しいやまんばがとってもとっても魅力的です。 実は今回観客の子どもたちにも、第1画面の前にカバーを見てもらいました^^; 反則でしょうか。 図書館などではカバーは外してしまうことが多いので、今回あってよかった!
ムーラン
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