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 [784]   彩遊紀の紀   .. 2021/02/20(土) 16:07 
◆ 二十四節季と室礼
皆さん今晩は、彩遊紀の紀です。
今週の一週一絵のスケッチで「二十四節季」について書きましたが、最近この二十四節季について書いた本をよく見ています。この本は娘が昔買ってきた本で、時々見ていましたが、先日テレビで京都の老舗旅館の「俵屋」の話をやっていて、その俵屋では館内の入り口付近に節季ごとに季節の「室礼(しつらえ)」としての生け花をして、お客様に季節感を味わってもらっているという話で、その室礼がとてもきれいで、その俵屋のことをそこの女将が書いた本が出ていることを知り、購入して読んで、二十四節季について改めて興味をいだきました。日本人は季節感を大事にし、自然を大事にし、植物にも山や川にも神が宿ると信じ、その自然を室内に持ち込んだ室礼の中の植物達にも神が宿るという、欧米の一神教とは全く違う感性を持っています。戦後あまりにもアメリカナイズされてしまった日本ですが、「俵屋」のような老舗旅館に逆に外国人客が好んでくるそうです。我が家の「玄関の室礼」も大事にしたいです。
 
 

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