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Name: 幸せのマーガレット
Date: 2015/10/29(木) 02:39
No:28289
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Title: 長男の嫁、遺産相続について
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私は長男の嫁です。
低学年の子ども二人おります。
主人の両親とは、現在別居ですが、将来、義父の自営業を継ぐ予定で、その時は同居になると思います。
私の実家は飛行機で数時間の距離があり、帰省は年一回です。
母親は亡くなっており、実家に父（75歳）が住んでいて、健康状態は良好。
近くに私の兄弟二人がいて、それぞれ、自分の家を持っています。
上記を前提に相談したいのですが
実父が「実家のある土地を生前贈与し、名義変更したいので（私を含めた）兄弟三人で話し合いを進めて行きたい」と連絡がありました。
私以外の兄弟二人は、、父が亡くなってから実家は取り壊す意向のようです。
その後、その土地を売却するか、しないかまでは聞いていません。
父が現在、元気なので急な話ではないのですが、自分の心の整理がつかないのでここに書き込みさせていただきました。
整理がつかない私の心とは…
自分は19歳の時に、母を亡くしました。
故郷に帰ると、子どもの頃に一緒に行った思い出の場所が
母のいない寂しさ、ぽっかり空いた穴を癒してくれているように感じ
年を重ねるごとに故郷に住みたい気持ちも強くなっていきました。
実家の台所を見ると、母が料理している後ろ姿の面影があるので、実家を取り壊すことになると、喪失感でぽっかり空いた穴がより広がってしまうのではないだろうか…と不安と悲しみでいっぱいです。
兄弟二人は、実家の相続を希望していないので、私が希望すれば相続できる状況です
。ただ、私は長男の嫁であり、自由に身動きできない現在、そして将来を考えると故郷に住むという夢は難しいことです。
私の子供が大人になり、そこに住むと希望したとしても、それまで私が管理することは、かなり難しいですし、やはり近くに住む兄弟が気を遣って草刈り等の管理をしてくれそうで、迷惑をかけてしまうような気がしています。
なので、更地になって、もしかしたら土地も売却する運びになると思います。
その現実に、心がついていけません。
私の心の寄りどころ…それを失う不安、それは人間の煩悩ですか？
「離婚」も考えましたが、子どものことを考えると、してはいけないような気がして、それは選択肢から外しています。
やはり、私は嫁いだ身を全うするべきですか？
だとしたら、どうやって心の整理をしたらいいかわからなくなりました。
「好きな暮らしがしたいと思ったんです。好きな場所で、好きな人と。」
これは私の好きな映画のセリフです。
映画の話なんだから…って諦めてしまった人生に、何を見いだせばいいんだろう。
けど心の一方では「物を持てば、持つほど悩みも増える」ような気がしています。
〜断捨離〜というキーワードが浮かんで、私の心を浄化するために修行体験してみようかな…と調べていると、ここにたどり着きました。
ぜひ、こだわりの強い私に一喝ください。
よろしくお願いいたします。
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Name: 見性
Date: 2015/10/29(木) 08:35
No:28290
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Title: Re:長男の嫁、遺産相続について
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思い出って心の中に生きているものですね。
現実にそれを取り戻しても感動しないと思いますよ。
私も時間ができたので、過去に心を躍らせたことを復活してみましたが、感動がなくすぐに飽きてしました。
そこで今度はやったことのない新しいことをやろうと思って計画しています。
人間は現在進行形の中にしか喜びを見出せないんですよ。
仏教でいう「いま・ここ」です。
過去にも未来にも喜びはありません。
過去も未来も幻想に過ぎないんですね。
思い出はイメージの中に生きていて、それを取り戻すことはできないので、写真に残されたらよいと思います。
写真で足りなければ、その土地の空気を吸うだけで思い出はよみがえります。
それと身の回りのものも思い出があって捨てられませんよね。
役に立つと思って取っておいても、どこにあるかわからなくて、結局新しいものを買ってしまいます。
そうするとただのごみ屋敷に住むことになるんですね。
だから私は思い出のあるものは写真に残してどんどん捨てることにしました。
ヤフオクで売ればお金になります。
生活用品ってほんのわずかでいいですよ。
そうすると清楚な生活ができます。
そうやって身の回りのものを一つ一つ捨ててゆくことが修行なんだと思います。
修行の最後は写真も捨てることです。
それからお母さんは思い出というより今も生きています。
いつでもお話すればお母さんは身近にいますよ。
こちらから見えないだけです。
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○この掲示板は投稿してもそれが掲示板に反映されるまで時間がかかります。
返信があるまで何日かかゝることがありますので、そのつもりでお待ちください。
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Name: 日真
Date: 2015/10/29(木) 10:09
No:28291
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Title: Re:長男の嫁、遺産相続について
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「好きな暮らしがしたいと思ったんです。好きな場所で、好きな人と。」
いい言葉ですね。そうありたいと思いますね。しかし、そう感じるのは心です。心しだいです。
ちなみに私は「災いは外から来るのではない、自分の内から来るものである。」という言葉が好きです。お釈迦様のお言葉です。
清い心で正しいことをする事が大事で、それが幸せに繋がるようです。
一つとして私たちは何の為に生まれたのか？
人の役に立つ為です。私達は菩薩行と言いますが、その為に生まれてきたのです。それが幸せな事なのです。難しいことかもしれませシンプルですね。
お母さんとの思い出もあり、辛さ、寂しさとありますが、大事な事は生きている今です。または生きている周りの方です。
そして断捨離ですね。私も「捨ててこそ」という言葉を重く感じます。物もそうですが、諸々の事もですね。
実行するとそれ以上の素晴らしい出来事が参ります。不思議な事ですが、そういう法則があるようです。
いろいろ書きましたが、参考になさって下さい。
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Name: 幸せのマーガレット
Date: 2015/10/30(金) 11:12
No:28295
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Title: ありがとうございました
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＞ 見性さん、日真さん
参考になるお返事、本当にありがとうございました。
言葉のひとつ一つが、心に染み入ってくるようでした。
「今」…に、自分を置くこと。
私にとって、とても需要な言葉だと感じます。
＞それからお母さんは思い出というより今も生きています。
いつでもお話すればお母さんは身近にいますよ。
こちらから見えないだけです。
という、見性さんからのコメントで思い当たるエピソードが
あります。
前回、実家に帰省した際の最終日のことです。
残り30分ほど、自由に使える時間ができたので
家の付近をサイクリングに出かけました。
子どもの頃によく通ったり、遊んだ場所を思い出しながら走っていると
川沿いの砂利道が気になって、その道を通って帰ることにしたのです。
すると、一輪のマーガレットが咲いていました。
周辺は野草ばかりなので、とても不自然でした。
でも生前、母が家の庭で育てていた花だったので
私は嬉しくなり、写真に残しました。
今、思えばこれは母の気遣いかもしれないなぁと、感じます。
「あなたのそばにいるよ。」って、今そこに生きている花で伝えてくれているんだとしたら、私は本当に救われます。
過去でもなく未来でもない、「今」そばにいる母を見せてくれたからです。
このエピソードとお二方からの「今」という言葉が
私の中で繋がった時、腑に落ちました。
「手放しても、大丈夫だよ」っていう安心感が生まれてきています。
いつ帰っても、かわり映えしない故郷でしたが
この風景を見られていたこと、懐かしい気持ちにさせてくれていたこと、
町の人々や、家を守ってくれていた家族や兄弟、この地、
全てに感謝なんですね。
私は「父や兄弟を悲しませたり、迷惑をかけてまで
その家にこだわりを持つことは希望していない」
そういう気持ちがあることに、気付けました。
今回のことは私が成長するための、スパイスみたいなものですね。
「生きる」ってすごいなぁ…
なかなか甘くないですが、「手放して」「受け入れて」「今」に自分が生きられるよう、少しずつ歩んでいくつもりです。
最初は勇気が必要ですが、きっと大丈夫な気がしています。
ありがとうございました。
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Name: Kuma
Date: 2015/10/29(木) 14:09
No:28293
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Title: Re:長男の嫁、遺産相続について
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スレ主さんの期待している答えとは別の話になりますが一言。
土地を生前贈与する事を考えれているという事ですが、
やめた方がよいかもしれません。
贈与税の控除額は年間110万円。土地の評価額にもよりますが、贈与税がかかる事が予想されます。
お父様が亡くなってから相続すれば、基礎控除3000万円プラス法定相続人✖️600万円。無理に生前贈与するよりこちらの方が節税になる可能性が高いと思われます。
そこをふまえて今回の生前贈与を回避する事も考えられるよう提案してはいかがでしょう。
先送りするだけで問題の解決にはなりませんが、気持ちの整理をつけるための時間稼ぎにはなるかもしれません。
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Name: 見性
Date: 2015/10/30(金) 23:07
No:28298
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Title: Re:ありがとうございました
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今を一生懸命生きていると、過去を思い出したり未来を想うことがなくなります。
それが一番幸せな生き方です。
お母さんも本当はもう思い出さないほうがよいと思いますよ。
子供さんも大きくなってそのうちお孫さんも生まれるでしょう。
老いて身体も衰え、病気になって死にます。
すべて創造的で新しい体験ばかりです。
それと一生懸命向き合ってゆくのが人生だと思います。
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Name: 幸せのマーガレット
Date: 2015/11/02(月) 18:04
No:28313
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Title: Re:ありがとうございました
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＞Ｋumaさん、見性さん
コメントありがとうございます。
参考にさせていただきます。
急に価値観や考え方を変えるのは、苦労しますが幸い時間があるので、私なりにすり合わせて行きたいと思います。
様々な方のお考え、大変参考になりました。
ありがとうございました。
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