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Name: さく
Date: 2016/02/12(金) 15:22
No:28625
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Title: 無題
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先日ある人が書いた本を勧められました。その人は神様の生まれ変わりだとか神様の子どもだとかで、(すみません、そこははっきり覚えていません)神様と話していたら近い将来世界は滅亡の危機に遭うと言われた、自分の本を読んで共感してくれたのならこれを周りの人に勧めたりしてほしいというようなことを言っているそうです。中身を読んでいないので何とも言えませんが、著者の方や読者の方のブログ等によると、本を読んで共感→読者の方がやっているブログのグループのようなものに入る→著者の方に会いに行く→「お役目」をもらって何かしらの活動をして著者の方に認められる、という手順をクリアした方はその滅亡の危機とやらが訪れそうな時まっさきに助けてもらえるようです。
もし神様に言われたという予言が本当なら今後日本も地球も大ピンチという訳ですが、著者の方や読者の方のブログ、SNSを見ていると世界の危機から人を救いたいという割に「救われる」人をすごく選んでいる気がします。実際、読者の方は「心が汚い奴は読んでも無駄だ!」「若くてカワイイ女の子しか読むな!」「男や年寄りにはこの本を勧めるな!」などなど…心が綺麗な人は救われるというのが彼らの主張ですが、ここまで言う人こそ心が汚いんじゃないかと思わずにはいられません。自分たちは怪しい宗教団体ではないし、この本を勧めたところで自分に収入はないけど善意で勧めてるんだと主張されていますが、やはり怪しいというか怖いです。
それでも、「もしその予言が当たってしまったら…」とどこかで思っている自分がいます。だからその本や、他にも色々と予言や予知している人のことを完全にはスルーできずにいます。だったらその予言を信じて本を読めば?と思うかもしれませんが、それはそれで怖いというか・・
前置きが長くなってしまいましたが・・こういった予言や神様と話せるなどという人をお坊さんはどう思われますか?また、間違って変な宗教や思想(言い方が悪いですが…)にはまってしまわないようにするにはどうすればいいのでしょうか。
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Name: 在家
Date: 2016/02/13(土) 08:18
No:28628
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Title: Re:無題
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人間は皆神の子です。神の分身とも言えますね。 その場合の神とは唯一神(絶対性/単一性/god)のことです。 日本語の「神」は仏教の「仏」やキリスト教の「天使」などと同じ意味で、その場合は人間も神になり得る存在です。
予言はですね、ケースバイケースですが、難しいようですよ。 というより知らないほうが幸せなので、知らされないのではないかと思います。 良寛和尚はこんなことを言っています。 「災難に逢う時節には、災難に逢うがよく候。死ぬ時節には、死ぬがよく候。是ハこれ災難をのがるる妙法にて候」
恐怖や脅しで何かをさせようとするのは神ではなくてカルト(支配者)です。 災難が起きたとき「自分だけ助かろう」なんて考えると、カルトの餌食になりますよ。 災難でなくとも、私たちはいつ病気や事故で死ぬかわからない身の上ですから、悔いることがないように一時一時今を真剣に生きることでしょうね。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ この掲示板は投稿してもそれが掲示板に反映されるまで時間がかかります。 返信があるまでしばらくかかりますので、そのつもりでお待ちください。
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Name: さく
Date: 2016/02/13(土) 16:08
No:28631
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Title: Re:無題
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ありがとうございます。
昔から「予言」とか「予知」とか言われると気にしてしまうので(今まで気にしてきた予言は外れていますが…)、ご意見とても参考になりました。
いつ死ぬかわからない、本当にそうですね。今を大事に、真剣に生きることに目を向けようと思います。
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Name: 在家
Date: 2016/02/14(日) 07:17
No:28635
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Title: Re:無題
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あるがまま(自然法爾じねんほうに)・・・これが仏教の教えです。 抵抗すること・・・これがあるがままの反対で、苦しみになります。
災難を避けようとすることは、多くの場合災難を受けることより大きな苦しみになります。
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Name: さく
Date: 2016/02/14(日) 22:33
No:28636
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Title: Re:無題
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ありがとうございます。
避けようとしたらより大きな苦しみになるのですね。助かろう、避けようとして何かにのめり込んだりしないように、心に留めておきます。
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