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お寺ネット:仏事相談室
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[5669]Re:無題
..一求道者
確かに、
こちら(遺族)側からの供養が効果的に働らく(そして、成仏できる)という場合もあるでしょうが、
けれども、亡くなった本人の死に際の意識状態であったり、
生前の状況(行為や考え方)であるとか本人の業カルマの如何によっては
死後成仏(浄土行き)が殆ど困難であることもあります。
そのような場合には、残念ながら本人の業作用が止まない限りは
こちら側の供養はどのようにしてもまったく届かないようです。
要するに、特定個人に対する直接的な追善供養が無理なこともあるので、
その場合には地道に先祖代々の諸精霊に対する(全体的な)供養と施餓鬼供養を行っていく以外にはないようです。
施餓鬼供養は特定個人の救済ではありませんが、餓鬼界に堕ちている祖霊の救済になるので
結果的には遠回りでお父様の救済にも繋がる可能性があります。
供養としての読経というのは、基本的には誰が行ってもその意味としては同じなのですが、
密教僧(真言宗or天台宗)であれば、より死霊へのアプローチが少しは期待できるかもしれません。

要するに、
私からの回答としては僧侶への依頼はもちろん(過度の期待は持たずに)、しないよりはしたほうがいいということ。
あとはこれまで同様に、ご先祖と両親(新圓寂精霊)への供養を続けられることと、
寺院にて行う施餓鬼供養には参加することです(大抵はお盆時期ですが、僧侶に参加方法を確認して下さい)。
それから僧侶への布施は追善供養の力となります。

正直、私の処でもほぼ同じような状況ですので、
aimer様のお気持ちはよく分かるつもりです。


以上、ご参考まで
..2020/06/02(火) 06:55
無題
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