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[49460]Re:出典・引用・..
..日月


【お金と仏教】

私たちは、日々のほとんどの時間を仕事のために使っています。

何のために仕事しているのかというと一言でいえば、

お金のためでしょう。

では、お金とはいったいなんでしょうか

お金は単なる手段

その価値は何に使うかによって決まります。




【月船 絵は貴女のもの、お金は私のもの】

徳川時代、伊勢に月船という画僧がいた。
絵には定評があったが画料が高く
物欲の強い僧として悪評だった。

彼は、誰かれの別なく絵を売った。
さげすんだ或る遊女が絹本極彩色の山水を依頼した。
完成した絵を持参した彼に遊女は
チリ紙で画料を包んで投げた。

「出家でありながら浅ましい守銭奴、
 とても床の間には掛けられぬ。
 私の下着に使おう」

と言って名画をくるりと腰に巻いて衆目の前で辱しめた。

「絵は貴女のもの、お金は私のもの」

と言って彼は帰った。

後に、彼の得た画料が悪路の修理や橋の繕い、
乏しき人々に分ち与えられていたことを知り
世人は彼を称讃した。
遊女は深く不明を恥じた、といわれる。

よく、金儲け=汚いこと

と思っている人がありますが、

お金をたくさん儲けることが悪いことでも汚いことでも
ありません。

この月船のように、たくさん稼いでそれを世の人のために使えば
稼げま稼ぐほどよい素晴らしいことになります。

もちろん、それを私利私欲に使い、多くの人を苦しめることになれば
そのお金は、活かされませんね。

お金の価値は、使い道によって決まるということを知らされます。

これはお金だけではありません、私たちの時間、命もそうです。
どれだけ長生きしたかで人生の価値は決まりません。

限られた命を何に使ったかで決まるのです。

お金、時間、命の活殺を教えたのが仏教です。
仏教を学んで悔いなく、心から充実した毎日を送ってくださいね。



http://bukkyouwakaru.com/kouza/t-kouza.html



出典:by:しあわせの種をまこう。 おかもん
..2013/03/26(火) 08:45
..ocn.ne.jp
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